過去の女性とのエッチを思い出してオカズにする際、肌触りや味や匂いを忠実に脳内で再現することが可能だ。

なかでも匂いの再現には、かなり自信がある。

香水はもちろん、ボディーソープやリンス、はたまたそれらが入り混じったものでさえ、まるで目の前に開かれているマンコに鼻先を埋めているかのように、ありありと思いだせるのだ。

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『ヨウコ』さんの掲示板詳細 メッセージ]

タイトル: 出会いがないんです(涙)

掲示板内容: もう2年くらい彼氏無しです。

職場と自宅の往復だけで、毎日へとへとになってます。

でも、ここ最近急に性欲が強くなっちゃったみたいで…。

今日の仕事帰り、池袋あたりで発散したいです。

どうせなら優しくしてくれる年上男性と会いたいな。

カテゴリー: スグ会いたい

投稿時間: 2016-09-0* 17:09:11

ヨウコ

地域 東京都

年齢 24歳

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この書き込みは、筆者愛用の出会える系サイト【PC★MAX】のアダルト掲示板で見つけたものだ。

性欲を持て余している女性の書き込みを目にして素通りするわけにはいかない。

さっそく携帯電話をポチポチと操作してアタックを開始したのだった。

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都内の会社員のショーイチ、36歳です。

さきほどサイトでヨウコさんの書き込みを拝見しました。

私もここしばらくセックスレス状態でご無沙汰してたんですよ。

だから、是非ヨウコさんと気持ち良く楽しい時間を過ごしたいです。

19時以降でしたら、何時でも待ち合わせ可能なので検討のほどよろしくです。

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こんなファーストメールを書きあげて送信した。

すると10分ほどでヨウコちゃんから返信が届き、そこから数通ほどのメール交換を経て約束が成立したのだ。

待ち合わせ場所は、池袋駅地下の“イケフクロウ”前。

ここは待ち合わせスポットとして有名過ぎるので、どの時間帯も付近は人ごみで溢れている。

本来ならこんな場所で待ち合わせは避けたいところだが、ヨウコちゃんの希望だったので仕方なくといった感じだ。

そして、ほぼ約束の時間に、あらかじめ聞いていた通りの服装の女性を発見した。

おっ!こりゃアタリじゃネ? 一目見て、テンション爆アゲとなる筆者!第一印象はデビュー当時の女優・杉浦幸といった雰囲気で、どことなくあどけなさを感じさせる顔だった。

胸のあたりの肉づきもバッチリで、少なくともFカップくらいはありそうだ。

思わずニヤケ顔になってしまう。

だが、すぐに気を引き締め、奥歯を噛みしめる。

なぜなら、筆者のにやけ顔は自分でもゾっとするくらい醜いからである。

「こんばんは、ヨウコちゃんかな?」

「はい。

そうです」

「さっき【PC★MAX】で約束させてもらったショーイチです。

今日はよろしくね」

「あ、はい。

こちらこそお願いします」

「さっそくだけど、俺ってこんな感じだけど大丈夫かな?」

「え?」

「気持ち悪いとか気色悪いとか思ったら、帰っていいんだからね」

「そ、そんなことないですよぉ」

「ホントに?無理してない?」

「はい。

全然大丈夫です。

それよりショーイチさんこそ私で大丈夫ですか?」

「な。

なに言ってんの!俺、さっきからニコニコしてるでしょ?」

「ま、まぁそうですね」

「普段の俺はムスっとした顔なんだよ。

でもヨウコちゃんが可愛いからニコニコしてるの!」

「ふふ、そうなんですか。

なら良かったです」

ウヒョーと叫び出したい気持ちを抑え、テンション高めでご挨拶。

そこからホテル街へと向かうことになった。

プワァァァァン 彼女と肩を並べて地下コンコースを歩き出した途端、筆者の鼻が不思議な匂いを察知した。

台所のような、獣のような、工事現場のような、それはひと言で表現できない匂いだった。

確実にどこかで嗅いだことのある匂いなのだが、どうしても思い出せない。

最初は地下街のどこかの店から漂ってきたのかと思ったが、歩いているうちに、それがヨウコちゃんから発せられる匂いであることに気付いた。

まっ、問題はないだろう。

決して悪臭といった感じではなかったので、気にすることなく歩き続ける。

ちょっとだけ遠回りし、コンビニに立ち寄って飲み物を購入。

そして、いつも使用するラブホよりグレードの高いところにチェックインした。

フロントで鍵を受け取り、ふたりでエレベーターに乗り込む。

すると、さっきの匂いがより濃厚に感じられた。

なんとも独特な匂いだが、彼女の体質なのかもしれない。

だとすれば、不用意な態度や言葉で彼女を傷つけてはいけないと思い、何も感じていないフリをした。

こうして無事に入室し、別々にシャワーを浴びてからベッドインだ。

軽いキスから始め、徐々に舌を絡めあって唾液交換を行う。

のっけからラブラブな雰囲気で、恋人同士のような濃厚なキスだ。

次に、推定Fカップほどのオッパイに顔を埋める。

彼女にバレないよう、そっと両手で乳房をかきよせ、パフパフを堪能する。

その時、突然彼女から発せられる匂いが何なのかを思い出した。

それは…、 そば屋の店先を通りかかった際に漂ってくる“出汁”の匂い だったのだ!!どこかで嗅いだことがある匂いだと思っていたが、ヨウコちゃんの体臭はかなり似通っていた。

それにしても、出汁の匂いとは…。

ホテル街に向かう道すがら、仕事は事務職だと聞いていた。

そば屋に勤めているわけでもないのに、シャワーを浴びてもなお発せられるこの匂いの強烈さ…。

こうなったら、答えはアレしかないだろう。

オッパイを揉みしだく動きの中で、鼻先を彼女の脇の下に近付ける。

そして、静かにそっと鼻呼吸を行う。

づぅぅぅぅぅぅン!! 匂いの元からの直撃で、脳みそがシビれた。

目に染みるほど強烈で、まぶたの裏もチカチカ点滅してしまう。

いわゆるワキガというやつだ。

シャワーを浴びた直後だというのに、こうも臭いとは驚きだ。

まっ、筆者にしてみれば、たいした問題ではない。

これが彼女とか女房なら大問題だが、しょせんは一夜限りの相手でしかないのだ。

そこからは、鼻で呼吸するのを止め、いつも通りにたっぷりとクンニ攻撃開始だ。

幸いにもマンコは無味無臭だったので、出し惜しみすることなく筆者の本気クンニをお見舞いする。

そんなクンニで数回ほどイッてしまったヨウコちゃん。

よしっ、これだけイカせてあげればもう挿入しても大丈夫だろう。

コンドームを装着し、「入れるから、四つん這いになって」

と声をかける。

いつもなら、挿入は正常位から始める筆者だが、できるだけ彼女の脇から顔を離したいと思ったので、後背位でのスタートとなった。

エアコンの設置場所を把握していたので、そちらの方向に筆者の尻を向ける形での挿入だ。

これならエアコンの風に乗って彼女の体臭が漂ってくることもないハズ。

むっちりとした柔らかい尻を揉みながらピストンを始める。

締り具合は申し分なしで、すべすべとした尻の触り心地も最高だ。

数回ピストンしては亀頭の向きを微調整。

そしてまた数回ピストンしては微調整。

こうやって彼女の敏感ポイントを探っていき、中イキもさせてあげようと考えていた。

しかし、そんな敏感ポイントを発見するよりも早く筆者の限界が訪れてしまった。

ふぅ。

発射直前にかろうじて「イクよ」

と声かけすることに成功。

ダクダクダクっとゴム内にザーメンを注ぎ込みフィニッシュとなった。

発射後は、女性に腕枕してあげて、ピロートークを楽しむのが好きな筆者。

しかし、この時はそんな気分になれず、「じゃ、シャワー浴びておいで」

と彼女を促したのだった。

こうして、そば屋の出汁の匂いがするヨウコちゃんとのデートは終了した。

連絡先交換もしなかったので、もう二度と会うことはないだろう。

しかし、デートから1週間近くも経つのに、フとした拍子で彼女の体臭を思い出してしまう。

できれば忘れ去りたい匂いなのだが、記憶力の良さが仇になってしまった格好だ。

それにしても、本当に強烈なワキガだった…。

数多くの女性とエッチしているが、今まで経験したことのないレベルだった。

果たして本人はそのことに気づいているのだろうか?たぶん自覚していただろうけど、それでもなお指摘すべきだったのか?